次世代に繋がる建築で街を活性化したい

ガーデンクルセ櫻見館のある場所には、昭和の初めに建てられた和洋折衷の日本家屋がありました。 幣社の本社として、また大家族の住む住宅としても使われていました。 その築80年の建物を壊し、昭和からまた新しい時代への象徴として2012年に建て直すことにしました。

多くの人が集まる場所になるように

まず最初に取り掛かったのは、ガーデンクルセ櫻見館の南側にある薬局と飲食店跡地の開発でした。”多くの人が集まれる、明るくて過ごしやすい空間”をコンセプトとして検討し、大きな吹き抜けを備えた明るい2階建てのお店としました。それが2011年3月にオープンした「コメダ珈琲店桜山店」さんです。

街並みに調和する建築を

続いて、古民家の設計に着手しました。コンセプトは、”街並みを考えたデザイン”であること、”緑を敷地内に持ち、歴史を感じることが出来る建物”です。生まれ育ったこの「桜山」の地を、街と自然が調和した場所として残す。人々が積み重ねてきた思いを受け継ぎ、さらに人が集まる場所へ開発していく。それが私たちの想いです。

自然と、歴史と、先進を感じられるビルディングへ

 その結果、交差点側に桜と樫をシンボルツリーとするガーデンを持ち、1階・2階を石張りされた壁面とし、エントランスには旧邸の応接間で使われていたマントルピースをオブジェとして配置する等、敷地と建物全体を総合的にデザインしたビルとなりました。ご興味を持っていただけたら、「桜山、名古屋からグリーン&エコを発信」ブログにて建築日誌を公開しておりますので是非ご覧ください。

夜は、交差点にあるガーデンと建物をより美しくライトアップしています。

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